包み込み完了 吹付断熱

ブログを見てくださっている皆どうも有難うございます　工務部横田です

ただいま富田林市で進行しております。鉄筋コンクリート造のコーポラティブハウス
の改修工事にて先日吹付断熱工事が完了しました。

 上の画像が断熱完了時と吹付作業の写真です。外壁や外に面する天井を硬質ウレタンにて
吹付包み込んでいます。
この工事により、断熱性が増し冬は暖か、夏は過ごしやすい室内空間が作られます。
また硬質ウレタンは湿気を通さないので壁内の結露を防止する効果があります。

 断熱材はコンプレッサーで吹き付けていきますが、吹かれた瞬間からプクプクと
膨れていきます。
しかしながら壁の下地面材を張る材より前面に膨れている箇所があるので、
面を揃えるために出た箇所を削って行く作業があります。
硬質ウレタンは少し硬いのと、面積が多いので削るための自作道具を職人さんが
使われておりました。
下の画像がそれですが、ノコギリの刃の部分を削り落とし、砥石で研いで包丁の様な
刃を付けて削ぎ落としておりました。刃がしなり丈夫なのでカッターで削るより格段に
効率が良く、よく考えられているなと感心致しました。