2012年3月31日土曜日

ミモザ狩り


薪ストーブと今日はミモザ担当の横田です。

ただいま弊社事務所「石切ヴィレッジ」の庭にあるミモザが満開です。
ぜひきれいなうちに見に来ていただきたいです。

しかし花が咲き誇りすぎて、そこに雨が降り、花房が重くなり枝がかなりしなっていたので少し剪定をさせていただきました。
剪定した花は、もちろん捨てるわけでなく、事務所の各所に生けました。
 またたくさんの花房を長い間楽しむ為に、ドライフラワーにしちゃおうということで、
薪ストーブの上に掛けました。
薪ストーブの上で草花を乾すときれいなドライフラワーが出来ます。
また乾いた花をこのままにしておいても、これからオフシーズンに入る薪ストーブ
を彩ってくれます。
花を掛け終えて、眺めてみると自分でも驚くほど、ストーブの周りが彩られました。
うーん やっぱり花は人の心を癒す力がありますね

2012年3月30日金曜日

キャンプ用薪ストーブ

いきなり画像からの書き込みですが、ストーブ担当の横田です。
近々日本に初登場の薪ストーブの販売が始ります。まだ仮名ですが
「CAMP ESSE(キャンプエッセ)」という薪ストーブです。
もともとは極寒の地域への探検でのキャンプ用に作られた薪ストーブです。
小さいながらも火力を発揮してくれる頼もしいストーブです。

この度の東北大震災にもこのストーブのメーカーである英国のエッセ社と日本代理店
のグランビルの協力により、被災地に送り届けられ、被災地でも活躍しました。


コンパクトながらも最大出力7.5kWで、暖房面積は最大30坪程の広さの建物
を暖房でき、またストーブの上部では写真のようにお鍋や、ヤカンが掛けられ
災害等でライフラインがストップしても暖が取れ、お湯が沸かせ食事が作れます。
重量は67kgと軽いとは言えないかも知れませんが、薪ストーブの中では
軽く、自動車に乗せて移動できますので、使い道も広がると思います。
こんなストーブがあればもっと気軽に薪ストーブが使えると期待しております。

古民家再生工事@河内長野



大工工事が始まりました。

ジャッキダウンを行なう前に柱のレベルを確認して、短い部分は継いで、長い部分は切っていきます。

水分を吸って傷んでる柱が多かったのですが、平均して8cm程度切り取ると、健全な部分が現れてきます。

それでも痛みが大きい部分は継いでいってもらってます。

↑↑
蟻継ぎをした上に両側に雇いざねを造っています。
これでX軸、Y軸方向共に固定されます。

床下のわずかな空間での継ぎ手仕事は、隠れて見えなくなりますが、大変重要な工程です。

 

2012年3月28日水曜日

事務所外構工事

先日から行っている瓦の小端立てが完成しました。

やってみると意外と難しく、そしてあれもしたいこれもしたいと欲が出てきて収拾が付かなくなりそうでした。

これにて完成!

ついでに樋を青竹で作ってみました。

なかなか好評です。




古民家再生工事@河内長野


柱の根継ぎ材料が現場に入りました。

桧の角材で死節、抜節が無く、十分に乾燥した材料を寄ってもらったものです。

明日から大工さんに入ってもらい施工してもらいます。




2012年3月26日月曜日

ザザさんコンサートにて

お客様のメンテナンスと薪ストーブと工作とストーブ料理担当の横田です。

先日24日にザザ・ゴグアさんのコンサートが開かれました。
今回の催しは、ザザさんの故郷グルジアのワインを召し上がって
いただきながら、歌を聴いてもらうという内容でした。
そのワインのおつまみにしてもらうように薪ストーブでパンを作らせて頂きました。
上の写真の手前がフォカッチャというイタリアのパンです。
奥の大きなドーナッツみたいなのは玉ネギが練りこまれたパンです。
フォカッチャはオリーブオイルの風味と塩味が効いていて、玉ネギパンも
玉ネギの風味がお酒にもあうかなと思い作らせて頂きました。
上の写真はピザを焼いている写真ですが、このエッセクッキングストーブの
右側の大きなオーブン窯でフォカッチャと玉ネギパンを同時に焼きました。
オーブン釜には直火は当たりませんが、炎の熱でおいしいパンが焼けます。
薪でパンを焼くというのは、童話や絵本のことのようですが、クッキングストーブ
ならそれが出来ます。
火の中に薪を入れながらパンが焼けるのを待つというのはメルヘンチックでとても
楽しい時間を過ごせます。
ぜひパン焼きも皆様に体験してもらえるようにこれから企画していきたい
と思います。ご期待下さい。

民家風 掲示板

お客様のメンテナンスと薪ストーブと工作担当の横田です

これからこの石切事務所:石切ヴィレッジにて色々な催しを開催して行くのに
近所の方々にも来て頂きたいということで、お知らせを告知する掲示板を
設置しました。

古民家の雰囲気を醸しだす掲示板を作ろうと思い、今までの工事で出た端材
や使用済み材のみを使って作りました。
ちょっと古びた雰囲気で、古民家のようにと思っていたら、掲示板というか
人形劇のセットみたいになってしまったのかなとおもいました。
長屋門の横に設置しましたので、石切ヴィレッジにお越しの際は見ていただけたら
幸いです。



古民家再生工事@河内長野


基礎コンクリートの打設が終わり、今日型枠を解体しました。

このような状況の中の施工でしたが、仕上がりは良好です。

さすがです。

これから大工工事がスタートして、床下での柱の根継ぎなどを行ないます。

2012年3月23日金曜日

斧の話 1話


当社で薪割り用に使用している斧はグレンスフォシュ・ブルークスの小型薪割りと薪割り鎚。
この2本の斧のお陰で日々の薪割りが捗ります。
1本1本手作りの斧で一人が1本の斧の製造工程の全てを行なうそうです。

                                  
                                           
そして作成した斧が自ら満足のいくものであれば斧頭部分に入った社印の横に自らのイニシャルを刻みます……


A・Mさん、あなたのお陰で楽しく薪割りが出来てます。


2012年3月19日月曜日

古民家再生工事@河内長野



型枠・配筋工事が終了しました。

現場は揚家のための材料と型枠の材料とで、足の踏み場が限られてきました。

その中でのコンクリート打設工事は、明後日に行ないます。

ジャッキダウンは4月の上旬を予定。

養生期間中に柱の根継ぎ等の大工工事を行ないます。



2012年3月17日土曜日

事務所外構工事

事務所外構工事!と言っても蔵の前に瓦を小端立てで並べただけです。

横田さんお手製のベンチにマッチするように並べます。

瓦といっても最近では小端立て用の瓦もあり、組み合わせ方によって面白いものができます。

驚いたのがコースター瓦なんてのもあります。
巴瓦の丸い部分を想像してください。

屋根に葺くだけが瓦じゃないんですね。



2012年3月15日木曜日

高槻市改修工事

こんにちは、高槻市での改修工事で床下の調査を行いました。

市松フローリングが一部沈んでしまう原因を調べる為いざ床下へ!

湿気もなく乾いた床下。

問題の場所に到着です。

沈んでいる箇所では根太のピッチが広くとられており、ベニヤを張り合わせてできているフロアの接着剤が剥がれてきていました。




古民家再生工事@河内長野


基礎工事に取り掛かっています。

地盤に根づいている既存の束石は、動かさずに巻き込んで配筋していきます。

上部に建物があるという、いつもと勝手が違う中での施工ですが、予定通り着々と進めていってもらってます。

来週にはコンクリートの打設を予定しています。

竹の使い道 竹柵

大阪、奈良で薪ストーブといば輝建設の横田です。

先月の弊社事務所のお披露目会の際、庭の危険な箇所に
お客様が立ち入られないよう柵をつくりました。
古民家の雰囲気や広いお庭の開放感を損ねない柵を作るには
どうしたらよいかと色々考えていると、通勤途中の石切駅から事務所までの
間に献牛舎なる牛の頭の形をしたお神輿が置いてある場所があり、
その裏の空き地を竹の柵で囲んであるのを見て、
「そうだ青竹なら、古民家の雰囲気にも合うし、爽やかさがあり、柵に
しても閉塞感を感じにくいのでは」と思いました。

そこで早速、弊社とお付き合いのある、河南町のお寺、高貴寺さんに頼んで、敷地
に生えている竹を頂きにいきました。
高貴寺さんは河南町の山の中にあり、周りを木々に囲まれ町中とは
別世界ような素敵なお寺でした。


 高貴寺さんで頂いた竹を使って柵作りです。
京都の嵐山にある竹垣をイメージして柵をつくりました。
杭を立て、割竹を杭に掛けてその竹の間に竹の枝笹を差し込んでいきます。
この柵だと竹の枝まで捨てる所無くすべて使い切れます。
ただ枝笹が枯れてくると葉が飛ぶので、後々の掃除が少し大変かなと思います。
また竹を使って井戸の屋根の棟部分を蓋する冠にしました。
竹の節の部分を又ぎ巴瓦(鬼瓦の下にある丸い瓦)のように使えてピッタリと
納まりました。

竹は生えている所では、すぐに蔓延ってしまうので、その処分管理が大変だと
言われておりますが古民家では色々と使い道があり重宝しております。
竹は雨が当たるような所だと年数が経つと朽ちてしまうものですが、その際は取り替えれば
済みます。取り替えることを厭わなければ、清々しい雰囲気を醸しだす使い良い材だと
今回色々使ってみて思いました。

2012年3月6日火曜日

川西犬捕物帳

工務部横田です
先日弊社の川西市のお客様T様邸へメンテナンスで訪問した際
メンテナンスの作業中にうっかりT様邸のワンちゃん「りんちゃん」
を逃がしてしまいました。
最初はすぐに戻って来ると思い、「りんちゃーん」とやさしく声を掛けて後を付いて
行きましたが、りんちゃんは猛ダッシュで遠くへ走って行ってしまいました。
その瞬間「これはヤバイかも・・」と思い、私もダッシュでりんちゃんを追いかけました
見失わないように必死に追いかけながら、同行していた川主任に携帯で
連絡を取り、「犬を逃がしてしまいました。このワンちゃんがすぐに家に戻る
ワンちゃんかどうかT様に聞いて下さい」と尋ねました。返って来た答えは「ノー!」でした。
りんちゃんはどんどん遠くへ走って行ってしまい、私も今自分がどこにいるのかも
分からない所まで来てしまいました。
そして少し広い公園でりんちゃんが遊びだしたので、公園から出ないように追い込みつつ
川主任とT様にその公園に来て貰うように連絡しました。
間も無く二人が到着し、3人で間合いを詰めながら囲みましたが、どうしても
捕まえることが出来ません。
ムツゴロウさんになりきり、最高の笑顔でりんちゃんに「しゃーしゃー」と言うと、
りんちゃんは警戒しつつも近くに寄ってきて私にじゃれ始めました。
もう少し慣れるまでと思いじゃれさせていると、T様の娘様が到着し、「りんちゃーん」と呼ぶと
しっぽを振って娘さんの方へ走って行き簡単に捕まえられました。

確保された時のりんちゃんの様子です。少ししょんぼりしています。

本日再度T様のお宅に訪問しました。
その際りんちゃんは少し警戒しながらも、お手をしてくれました。私とりんちゃんの間に
小さな友情が生まれたと感じました。

2012年3月5日月曜日

古民家再生工事@河内長野



揚家工事が終了しました。

結局3/1には、目標値まで揚げることができませんでしたが、予定工程通り終了することができました。

さすがに80cm揚がると、ヴォリューム感もなかなかのモノです。
ジャッキアップ前には見えなかった所から建物の屋根が見えたりします。















↑建物の裏側も明るい場所で見えたりします。

今週の金曜日から基礎工事の着工です。
この状態での施工となるので、大変だと思いますが、3月末には仕上げていきたいと思います。

薪作りという楽しみ


ストーブ担当の横田です。
 薪ストーブのある暮らしには欠かせない薪作りを仕事の合間に
取り組んでおります。
 燃やせる薪を作るにはまず木を伐って来て玉切りという40cm弱の
丸太にします。それを斧で腕ぐらいの太さの薪にして半年から1年程
乾燥させてストーブで燃やせる薪にします。
 確かに手間のかかる大変な作業ですが、私はストーブの暖かみと
同じくらい薪ストーブの醍醐味であると感じております。

何が醍醐味かというとパカッと薪を割る時の爽快感、割れば割るほど
技術が付き上手に楽に割れるという上達感、そして木の魅力に触れる
ことができるということが何より楽しいです。
薪を割ることで感じる木の魅力とは、まず香りです、木を割った瞬間に
放たれるフレグランス?!はとても刺激的で、松を割ったー!桧を割ったー!
楠を割ったー!、桜を割ったー!と割った瞬間にその木が持つ個性的な香り
が広がります!
松は爽やかで甘い、ジントニックカクテルのような香り、桧も甘く、爽やかな香り
楠は樟脳の香りで、刺激的です。桜はまさに桜餅の香りで甘く上品な印象を
受けます。
力が無いと割れないという風に思われている方も多いですが、慣れてくれば
力を入れなくても割れます。斧を持ち上げる力さえあれば、多少の振り下ろす勢い
と斧頭の重たさで自然と割れます。
最初は怖いという気持ちが割れにくくさせてますが、それを乗り越えれば
爽快な運動になります。

薪割り体験がしてみたい方はぜひ弊社事務所「石切ヴィレッジ」へお越し下さい

 パカーンと割れる気持ちの良い瞬間
女性でも必ず割れます。(怖がらないで!)